初開催から約3年の月日が流れ、今回で7回目を迎えたヒストリアカップが2019年5月25日(土)に行われました。
私は第6回から新たにスタッフの一員となり、選手として対戦にも参加しています。
この度ニンテンドウカップ2000ルールで初めての予選通過を果たし、最終的に準優勝という結果を残すことができました!
おおまかではありますが、パーティーの詳細を纏めましたので何かの参考になりましたら幸いです。
【構築紹介・解説】
〈構築完成までの経緯〉
①第6回ヒストリアカップとアサギのとうだいオフで活躍してくれたスイクンを殿堂入り(予選抜け)させてあげたい→55スイクン
②スターミーやケンタロスより素早さが高く、サンダーにも強いポケモン→55サンダース
③ステータスが高く、型も豊富で対応範囲が広いポケモン→55バンギラス
エース確定
④地面技に耐性があり、リフレクターなどのサポートもできるポケモン→50サンダー
⑥電気受け(地面か草タイプ)orノーマル&格闘受け(ゴーストタイプ)のどちらを採用するか悩んだが後者に決定→50ムウマ
構築完成
☆メロみがサンダース&バンギラスイクンTA構築☆
サンダース♀ Lv55 持ち物・たべのこし
実数値 187-112-119-174-158-199
個体値 H15-A1-B13-CD15-S15
・かみなり
・かみつく
・メロメロ
・みがわり
今回のMVPであり、本構築の要。
ハイリスクハイリターンな「いばる」と違って「メロメロ」は「みがわり」貫通な上に本来は不利なポケモンにもノーリスクで勝てる可能性が高いですし、メインの攻撃技が命中不安な「かみなり」ということもあって安定の選択肢を増やす意味でも「メロメロ」の方が良いと判断しました。
「メロメロ」が効かない相手に対しては「かみなり」による麻痺と「かみつく」の怯みで所謂まひるみ戦法を狙ったり、後述の50サンダーやムウマの「どくどく」で事前に毒を仕込んでおけば「かみつく」の怯みと併せてダメージを稼ぐこともできます。
選出回数 7/8回
バンギラス♂ Lv55 持ち物・はっかのみ
実数値 226-201-177-160-166-123
個体値 H15-A13-B15-CD15-S15
・ねむる
爆発技を半減できて、使用率の高いカビゴン+サンダーの並びに強いポケモン。
場持ちを良くするために「ねむる」を覚えさせましたが、電気タイプのエースが多く「じしん」が欲しい場面もあったのでフルアタッカー型でも良かったかもしれません。
選出回数 1/8回
スイクン Lv55 持ち物・ひかりのこな
実数値 218-138-177-149-177-144
個体値 H8-A15-B10-CD10-S10
・なみのり
・すなあらし
・ねごと
・ねむる
第6回ヒストリアカップでも使用した55スイクン。「すなあらし」の枠は元々「れいとうビーム」でしたが「みがわり」搭載のスターミーに勝つために変更しました。
「みがわり」で防がれてしまう「どくどく」と違い「すなあらし」は本体に直接ダメージを与えられるので回復をたべのこしに頼っている相手には強いです。
今回は出番に恵まれなかったものの、アサギのとうだいオフでは大活躍だったのでまだまだ考察の余地がありそうですね。
選出回数 0/8回
カビゴン♂ Lv50 持ち物・せんせいのツメ
実数値 258-158-116-116-161-81
個体値 H7-A12-B15-CD15-S15
・のしかかり
・じわれ
・じばく
理想個体を準備できなかったため、前回使用した個体を流用。
「じばく」カビゴンは1ターンで試合の流れを変えてくれますし早期決着に持ち込めるのも良い所で、せんせいのツメとの相性も良く非常に使いやすいです。
しかし、この技構成だとバンギラスに対してほぼ何もできないので「じわれ」の枠は「じしん」か「ばくれつパンチ」にするべきだったと思いました。
選出回数 3/8回
サンダー Lv50 持ち物・まひなおしのみ
実数値 187-136-130-175-140-151
個体値 H6-A10-B9-CD14-S15
・めざめるパワー(水)
・どくどく
・リフレクター
対ハガネール用に「めざめるパワー(水)」を搭載した50サンダー。
補助技には爆発技対策の「リフレクター」と、予め毒を撒いておきエースポケモンが動きやすい状況を作るために「どくどく」を採用しています。
このパーティーは草ポケモンの突破にやや苦労することから「ドリルくちばし」の採用も考えましたが、ハガネール入りの構築に3回遭遇したので「めざめるパワー(水)」にしておいて良かったです。
選出回数 7/8回
ムウマ♀ Lv50 持ち物・きせきのみ
実数値 166-103-111-136-136-136
個体値 H15-A7-B15-CD15-S15
・どくどく
・ほろびのうた
・くろいまなざし
・みちづれ
電気技の一貫性を切るためにこの枠は本来、地面か草タイプのポケモンを採用する予定でしたが、やっぱり使い慣れたポケモンの方が良いだろうと思い当日の朝まで悩みつつもムウマに決めました。
ムウマと対面した時、相手は対策用のポケモンに交代することが多いため裏から出てきたポケモンに毒を仕込める「どくどく」の使い勝手は良かったです。
結果的にカビゴンやミルタンクなど、対ノーマルへの立ち回りがとても安定したのでムウマに変えて正解でした。
選出回数 6/8回
【戦績】
予選4勝1敗 2位通過
決勝トーナメント2勝1敗 準優勝
決勝戦動画のリンクを載せておきますので、よろしければご覧ください!
性別の重要性と、追加効果が30%の確率で発生する技の恐ろしさがよく分かる内容となっております(笑)
【ポケモン金銀VC/任天堂杯2000】第7回ヒストリアカップ決勝戦『ルイピカ VS yasu』 - YouTube
yasuさんと初めて対戦したのは第1回ヒストリアカップ(初代VC)予選終了後のフリー対戦で、その際に私が使ったのも55サンダースでした。
今回は決勝戦という舞台で再びサンダースを率いて立ち向かい、手に汗握るバトルができたことを嬉しく思います。
改めてyasuさん、優勝おめでとうございました!!
【感想・反省】
金銀対戦では統一パーティーや、使ってみたいポケモン重視で構築を組んでいたため完成度も低くて長らく結果が出せていなかったので、今回はとにかく勝つことを意識した編成にしました。
試行錯誤の末、初代VCで何度も助けられたサンダースに原点回帰して念願だった予選突破も叶ったので、サンダースを信じて本当に良かったです!
上位入賞景品の素敵なデザインのマグカップ。大事に使います!(^∀^)
一方で、負けた試合は草タイプへの対策が甘かったせいで、いずれもフシギバナを上手く対処できなかったことが最大の敗因でした。
今大会で得た経験・反省点を踏まえて、次は確実に優勝を狙えるようなパーティーを作りたいです。
最後になりますが、参加者並びに対戦してくださった皆さん、ありがとうございました!
次回もよろしくお願いします!