年の劫よりカメックスの甲

長い年月を経てもカメックスの魅力は不変である

《初代ポケモン》巻き付く+眠り粉の仕様について

ヒストリアカップ関係者の皆様、厳選・育成・回収作業等お疲れ様です!
今回、これまで長い間初代ポケモンを遊んでいたにも関わらず知らなかった仕様を偶然発見したのですが、ネット検索をしても一致する物が見つかりませんでした。


新たな被害者を出さないためにも周知されるべきだろうと思ったので、オフ会直前とはいえ当日の話の種にもなると思ったので記事を書くことにしました。


それはストーリー周回中、タマムシジムのトレーナー戦で起こりました。
初めて見る現象だったため驚いてしまい、その時は動画を撮る余裕が無かったのですがこれは検証の必要があると思い、後日同じ条件で再現することに。


百聞は一見にしかず、ということで詳細解説の前に再現動画をご覧ください。
※画質悪い&コマンド選択が若干速い、戦闘アニメも省略しているので観づらいかもしれませんが、ご容赦願いますm(_ _)m



では、ここからは動画の内容について解説致します。※重要な場面には★を付けました。



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1.マダツボミの巻き付く
オニドリルは麻痺状態で戦闘開始していますが、これは初見の際に痺れ粉を喰らったのでそこも忠実に再現&初手から巻き付くを使わせるためです。※検証の結果、この仕様に麻痺は特に関係ありませんでした。


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2.拘束解除のためカメックスに交代(★拘束状態2ターン目)
ちなみに、巻き付くを受けてすぐに交代して眠らされても、今回の現象は起こらなかったため2ターン目or2ターン目以降(要検証)に交代すると発生する可能性があるようです。

3.★交代と同時に眠り粉を喰らう(カメックスが眠る)
控えのポケモンが場に登場した直後に眠り粉を受けるという所がポイントです。


4.★「たたかう」を選択したら、眠りのチェック(○○は ぐうぐう ねむっているor○○は めをさました!)が入らなかった
本来ならば拘束ターンの最中でも眠りのチェックは行われますが、眠りに関する表示が一切出ませんでした。そのため、明らかにカメックスの方が素早いはずなのにマダツボミに先手を取られ、巻き付かれています。


5.そのまま何度も試みるが、やはりチェックが入らず
眠ったまま動かない亀と、ひたすら巻き付く蕾…(笑)


6.一向に状況が変わらないので一度引っ込めてから再び場に出し、「たたかう」を選ぶも変化無し
最初は、引っ込めば改善するのでは?と考えたので試してみたものの、見事に当てが外れました。(>_<)


7.引っ込める→出す→「たたかう」の流れを繰り返していたら突如チェックが入るようになり、事なきを得た
尺を短くするために、動画内ではこの部分を割愛してしまったのですが最終的には改善しました。

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画像の通り相当なダメージを受けています。※巻き付くだけでここまで減らされました(笑)
ちなみに相手の後続、ウツドンでも同様の結果でした。
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初めてこの光景を目の当たりにした時は、一瞬何が起きたのか分からなかったです…。顔で表現するとこんな感じ→ !?Σ(゚Д゚;
しかも初見時はポケモンの笛(貰う前にジムに挑戦していた)どころか、回復アイテムを殆ど所持していなかったので正直焦りました…(^_^;)


ただでさえ初代の眠り状態は強力なのに、まさかこんな凶悪な仕様があるなんて凍り状態と何ら変わらないじゃないか!と思うと同時にある事が脳裏に浮かぶ。



「もしかしたら通信対戦でも同じ現象が起きるのだろうか」



気になって仕方がなかったのでコロシアムで検証しました!証明のために動画も撮りましたので良ければご覧ください。
※雑音が多く入ってしまったので、視聴の際は無音推奨です



結論から申しますと、何と全バージョンで発生!!(^_^;)
ピカチュウ版で修正されているかと思いましたが、発生条件があまりにも限定的過ぎて開発者の方々も気付けなかったのかもしれませんね。


動画内の画面奥、マダツボミの行動を説明しますと、まずはこの仕様の要である巻き付くを使い拘束ターンが解除された時にすかさず眠り粉(手前のポケモンは交代)という流れで行いました。


そして実験の結果から新たに判明したのは、一度成功すると巻き付くを使わなくても後続のポケモンを同じ状態にできてしまう可能性があるということです。(まだ断定はできないので検証を重ねる必要がありそう)
結局の所、眠らされた後の(回復アイテムなしでの)確実な改善策は良く分からないままですが、眠ったポケモンのHPが減ってくると治りやすい気がしました。



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初代は複数催眠が禁止で本当に良かったですね。マダツボミ系統か、モンジャラでしか出来ないコンボですし、相手の交代にも依存するため対人戦で成功させるのは難しい現象とはいえ、万が一にも上手くいった時が恐ろしい…。



『まとめ・対策方法』
前述の通り、狙ってできる戦法ではないですが試合の終盤まで何が起こるか分からないのが初代ポケモンの対戦環境ですし、ストーリー中では普通に起こりうる事ですから覚えておいて損は無いので頭の片隅に置いておくと発生した際に驚かずに済みます(笑)


ストーリー周回する方、これからVCを初める方もいらっしゃると思いますが、くれぐれもお気をつけて!


対策としては
マダツボミ系統、モンジャラに上を取られないようにする(麻痺に注意)
・巻き付くを喰らわないよう立ち回る(回避率を上げる等)
・無闇に交代をしない
等が考えられます。


最後になりますが、今回の現象に名前を付けてみたいと思います。

命名コールドスリープ
名前の理由・・・初見の時は回復手段も無く、このまま目覚めないのかと思うとゾッとしました。まさに「背筋が凍る」状態でした。そして、この方法で眠らされると完全に置物と化すため、ほぼ凍り状態と同義であると感じたからです。※コールドスリープ戦法によって、下手をすれば試合が早々に決する=「コールドゲーム」からの発想でもあります(笑)


私の独断で決めた名称なので、もっと言いやすくて良い呼称がありましたらそちらをお使いください(^ω^)


分かりにくい点、説明不足な所もあると思いますが、ここまで読んで頂きありがとうございました!m(_ _)m


そして5月から準備していたヒストリアカップもいよいよ明日開幕!回収作業ラストスパート頑張るぞ~!! (`・ω・´)

参加者の皆様、当日は改めてよろしくお願い致します!